もし!富士山が

 

富士山が噴火することを仮定した場合には。

過去にはこんな噴火も。

 

1707年12月の「宝永噴火」

噴火すると

静岡県御殿場市付近では1時間に1センチから2センチ程度の灰が

最終的に1メートル20センチ程度にも達する

 

80キロ余り離れた横浜市付近でも1時間に1ミリから2ミリ程度の灰が断続的に降り、最終的には10センチ程度積もるかも。

90キロ以上離れた新宿区付近では、噴火直後は灰は降らないものの、13日目以降に1時間に最大1ミリほど降り、最終的に1.3センチほど積もる。

ここで心配するのが火山灰の影響です。

「富士山は必ず噴火する」火山灰の影響

 

道路

火山灰が1ミリ以上積もると車が出せる速度は30キロ程度、5センチ以上積もると10キ-ロ程度まで落ちるとしています。さらに、10センチ以上積もると通行ができなくなります。3センチ程度の灰でも、雨が降った状態では通行できなくなるとしています。

平成23年に発生した霧島連山新燃岳の噴火では、宮崎県の都城市などで数ミリから数センチの火山灰が積もり、車がスリップするなどして交通事故が相次ぎました。

鉄道

レールが火山灰に覆われると、電気で制御されている列車の運行システムなどに障害が起きるおそれがあり、0.5ミリ積もると運行できなくなるとしています。

鹿児島市では、活発な噴火活動が続いている桜島の火山灰の影響で、鉄道の運行がたびたび止まっています。

航空機

エンジンが火山灰を吸い込むと止まるおそれがあり、火山周辺や噴煙が到達する空域で飛行ができなくなります。空港の滑走路でも0.2ミリから0.4ミリの灰が積もると目印などが見えづらくなり、灰を取り除くまで使えなくなる可能性があるとしています。

火山灰による空港の封鎖はインドネシアなどでたびたび起きているほか、国内でも航空機の欠航や遅延などの影響が出たことがあります。また、海外では、火山灰の影響で航空機のエンジンが一時停止するトラブルが発生したこともあります。

電力

送電施設に3ミリ以上の灰が積もり、さらに雨が降ると、ショートするなどして広範囲が停電するおそれがあります。

平成28年10月に発生した熊本県阿蘇山の噴火では、広範囲で火山灰が積もり、熊本県大分県のおよそ2万7000戸で停電が発生しました。

水道

2ミリ以上の火山灰が積もると、一部の浄水場は稼働できなくなり、水の供給に影響が出るおそれがあるとしています。

平成30年(2018)3月の霧島連山新燃岳の火山活動では、宮崎県内の浄水場の一部が火山灰を避けるためにシートで覆われるなど、実際に対策がとられました。

 

平成23年霧島連山新燃岳の噴火では、一部で下水があふれるなどの影響も出ています。

建物

7センチから8センチの灰が積もると、体育館のような屋根の大きな建物で損傷したり倒壊したりするおそれがあるとしています。4センチから5センチでも雨が降った場合は重みを増し同じ被害が出るとしています。

10センチの灰が積もると、1平方メートル当たりの重さはおよそ100キロとなり、古い建物などで被害が発生、50センチ以上積もると新しい建物でも被害が出るおそれがあります。

平成23年霧島連山新燃岳の噴火では、数センチの灰が積もった地域で屋根の雨どいなどが壊れる被害があったほか、10センチ積もった地域の牧場の建物が全壊するなどの被害が出ています。

 

 

そうなると

東京での都市機能が半年間はマヒしますので

日本国の崩壊状態が拡大するのではないだろうか?

自然災害はどうしようもない課題でありますので

少なくとも個人個人が災害に備えて準備することが好ましい

のであります。